素敵な50代を目指して

40代後半は人間再生。素敵なな50代を目指す。

ラグビーの思い出3

ラグビー部に入ったばかりの頃は、訳もわからずにボールを持って走ってるという日々が続き、パスもキャッチも、ぎこちなかったが、とにかく走った。
あまりに練習がきつかったので、もともと痩せてた奴が、一にか月で、ひきしまり体が変わったようだ。本当の意味で体が強くなるのは、一年二年と厳しい練習を積み重ねてからだけど。
練習の最後の方には、顧問の先生が、「ほんちゃん!」って叫んだ後、三年生のレギュラーの人だけの練習になり、補欠部員は、グランドの外に出て、先輩方のプレーを見るという形でした。正直きつい練習を休めるので嬉しかった。
しかし、先輩方のスピーディーかつ華麗なパスワークを見て唖然とした。こんなん、できへん。えらい所入ってもうた。
スクラムハーフの人は、後ろにダイブしながらパスしてたり。なぜか顔は泣きそう。
そのパスを受けた、スタンドオフの人が、左右に、ぱぱんと素早く動いた後、豪快にボールを蹴り出す。蹴ったボールをウイングの人が「オンサイド!」って叫びながらボールを追いかける。これなら、僕にもできそうだ。