ラグビー部の思い出と言えば、一年生の時、タックル練習で、三年生の人に強烈なタックルを食らった事も外せない。
その日の放課後は、早く行き過ぎたのか、他の人の集まりが悪く、僕にタックルの練習台の相手の順番が回ってきた。
僕でいいんですか?マジですかと思ったけど、さあ来いと、足に当たりパットを置いて待ち受けた。
結果は、簡単に吹っ飛ばされて、いつ倒されたのか、わからないぐらいの速さで倒されて、後頭部を地面に叩きつけた。
今まで半世紀近く生きてきたけど、あれほど超高速で倒された事はない。あまりにも速すぎて、受け身が取れなかった。
小兵相手に、全力でダッシュしタックルし、素早く両腕で相手の足を刈るという、倒すための技術を出し尽くす。ガチすぎるぜ。
地面に頭打たないために首を鍛えることを身をもって覚えたのである。
